男ひとりの初海外旅行〜タイ、スワンナプームで冷や汗

 

入国審査

飛行機から降りて、ワイをした職員に迎えられながら入国審査へ向かうべく空港内をしばらく歩く。外国な感じの広告や行き交う人の多様な感じにテンションが上げる。

 

ビジネスクラスの利用者には、入国審査のプレミアレーン用のチケットが配られるので、プレミアレーンを利用しようと思っていたのだが、まず場所がよくわからない。

チケットに記載の地図を見てもイマイチよくわからず。最初、普通の入国審査のレーンに並んでしまい、これは違うと思い、近くにいた係員にチケットを見せると1番端の違うレーンに行けと言われ、そのレーンに沿って歩いていくと仕切りを隔ててたスペースに入国審査があった。

 

3、4人待ちくらいで自分の番がくる。

 

入国審査のおばちゃんにパスポートと入国カードを渡して少しすると、怪訝な顔をしながら英語で何かを話し掛けられた。しかも、事前に想定していた質問ではない。

ここで英語ができない私はフリーズしてしまったw

 

焦りまくった私の顔を見てか、入国審査のおばちゃんは更に怪訝な顔をしながら英語でなんか言ってくる。

 

どうも入国カードに記載したホテルがどこのホテルだ?と言われてるような気がした。

確かに、記載したホテルは、パタヤの安宿なのだが、ホテルの名前だけは立派なので、そんなホテル本当にあるのか?と疑われてる・・のかも知れないw

 

パタヤパタヤ」と連呼していると、入国カードに書けと言うので、ホテル名の所に「PATTAYA」と追記。パスポートを返されて解放される。

 

てかパタヤのスペル、「わかんねー!」と思ったけど、行く前にネットとかで見てたビーチの看板の写真(⬇︎みたいなやつ)を思い出してなんとか書けたw

 

http://www.thaich.net/wp-content/uploads/2015/09/00461111111111111111111.jpg

 

たったこれだけでどっと汗をかいてしまった。

マジで英語を勉強しようと決意した瞬間だったw

 

 

SIMロック解除したはずなのに・・

 

預けていたスーツケースを受け取り、到着フロアへ出る。まずはバーツへの両替をしなくては、と思い、日本で事前に調べておいたレートが良い両替屋が集まる地下のフロアへ移動する。

この辺はググればたくさん出てくるので、スワンナプーム行く人はググってください。

 

 

なお、この時日本から持ってきているiPhoneは当然圏外でネットに繋がらない(空港内にWiFiもあるのだが、この時は何故か上手く接続できなかった)ので、ネットで調べものはできない。予め両替屋の場所等を羽田のラウンジでEvernoteに保存しておいたお陰で、それを見ながら無事たどり着く。

 

地下の両替屋が集まっているフロアをぐるっと回ってみて、さほどレートに差が無さそうなので、空いているところで両替。

 

次に、SIMロック解除したiPhoneに入れる現地のトラベラーズSIMを手に入れるべく、面倒臭いけどまた到着フロアへ。到着フロアにいくつかのSIM屋があるからだ。

 

しかし、どこも人がすごい。

 

その中で割と人が少なそうな所にいく。

 

店員がいくつか種類のあるSIMのうちどれにするか聞いてきたので、7日間使えるSIMをオーダーしてiPhoneを渡す。そして、iPhoneを何かに繋ぎながら手続きしようとすると・・

 

SIMロック!」

 

と店員が首を横に振りながらiPhoneを返してきた。

 

そんなバカな!日本でSIMロック解除してきたのに!と思い唖然としてると、店員がもう一度試してくれた。

しかし、やはり

 

「アー、SIMロック

 

との返事。

 

こちらも英語がたいして話せないので、それ以上何も話せず、

 

「・・センキュー」

 

とだけいいその場を立ち去る。

 

(後で知ったけど、キャリア(俺はauだった)のSIMロック解除を申請するだけじゃだめで、iPhone自体も初期化的なことをしなければダメだった)

 

さて、どうしたものか!

 

ネットで調べないと今夜泊まるホテルの住所もわからない・・!

 

こんな時、何か良い方法がないかググろうにもネットが使えないからググれないw

いかに自分がネットに依存してるか思い知らされる。

 

少し冷静に考えて、WiFiルータを借りればいいじゃんと思い、探すもどこでWiFiルータが借りれるかわからず。それっぽい所に突撃してみるという泥臭いことをするw

 

そうこうしてやっと借りれそうな所を発見。

 

少しパニクっていたので、受付のお姉ちゃんに「SIMロックiPhoneでも使えるよね?」と言うつもりで「SIMロック、OK?」と聞いたら、お姉ちゃんが容赦なく「ハア?」って顔をしたので、大量のいい汗がかけたw ホント、「ハア?」だよww

 

 2000バーツのデポジットと、7日分の利用料を払ってなんとかレンタル。ネットも使えるようになった。これで一安心。どっと疲れが出てベンチに座り込む。

 

(空港内のセブンイレブンで買った水を飲みながら一息)

 

まあ、冷静に考えればネットに繋がらないだけなんだけど、それしきのことでこんだけあたふたしてるって、ネットに依存して人間力低下してるわ、と実感w

 

パタヤにどうやって行くか?

 

さて、今回のタイ旅行の前半は、パタヤで過ごす予定だ。スワンナプーム国際空港があるバンコクから車で1時間半くらいの所にある。タクシーで行く予定だったが、ルーターレンタルのデポジットと言う予想以上の高額な出費があったため、安いバスへ変更する。

 

ネットでバス乗り場を調べる。ネットが使えることで、つい1時間前と比べて無敵感すらあるw

 

バス乗り場にて受付。

ネットでは、ハイエースとかに乗り換えてホテルまで送ってくれる的な事が書いてあったので、

「ホテルまで行くのか?」

と聞くと

「NO」

と言われ、4カ所程度のバス停が書かれた紙を渡される。このうちの何れかで降りるようだ。

 

また、2時間後以降の便じゃないと空席は無いとの事だったので、大人しく2時間後の便を予約。疲れていたので大人しくベンチに座って待つ。

 

・・そろそろ出発時間になるのだが、アナウンス的なものは何も無い。先程の受付をずっと見ているものの、なんの動きもない。ひょっとして、バスの乗り場は違う所で、俺は置いてかれたか?と思い、ウロウロ周辺を探索するもそれらしいものは何もない。というか、全くわからない。

そうこうしてるうちに出発時間は過ぎ、「置いていかれたかー、結局タクシーで行けばよかった!」と思いながら受付に戻ったら、受付の兄ちゃんが受付から出てきて「パタヤパタヤ〜」と言い乗客を集合させだす。

出発時間過ぎてるけど、まだ出発してなかったのかよ!wと、安堵する。

 

日本と時間の感覚が違うというのはこういうことか、と思い知らされる。

 

 

バスに乗り込む。

(無事バスに乗れて嬉しくなり、しょうもない車窓をパシャリ)

 

バスがパタヤへ向かって走り出すと、安堵からすぐに眠ってしまった。