あるロシア人の言葉

 

友人の話。

 

ある日、仕事からの帰り道に一人の男から声を掛けられた、という。

(ちなみに友人は男である。ナンパではないw)

 

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聞くと、その男は20代のロシア人で、日本に仕事で来ているという。迷ったので道を教えて欲しいとのことだった。友人は簡単な案内をしたのだが、そのロシア人は目的の所まで一緒に話ながら歩きたいとのことだった。友人は仕事終わりだったし、まあいいか、とそのロシア人に付き合う事にした。

 

数十分後、友人とロシア人は打ち解けあって、今度食事に行く事になった。

 

そして後日。

 

ロシア人と食事をしたその友人から、たくさんの面白い話を聞くことができた。

 

まず、そのロシア人はとても勉強している、ということ。

 

私の友人以上に日本の文化(俳句とか)に精通している。

 

そして、身体を鍛えており(これはイメージ通りw)、自信が漲っている、という事。

 

店員のお姉ちゃんを笑わせるべく、日本語そんなに上手くないのにコミュニケーションを取ろうとする積極性。(そして、その店員のお姉ちゃんには結構ウケていたという)

 

そのロシア人、スマホ、携帯等は持っていない。だから、会った時に次の約束の待ち合わ場所等を決める。

 

そして、極め付けは、

 

「一度通った道、店にはなるべく行かない」

 

だった。

 

人生は限りある。だから、どんどん新しい体験をして経験を積みたい、との思いだからそうだ。そして、実際、食事後、来た道とは反対側に向かって歩いて帰っていったという。

 

その言葉を聞いて俺は強い衝撃を受けた。

 

いつのまにか失敗を恐れ、変化を恐れ、同じことの繰り返しで安心している俺はなんて小さいんだ!と。

 

効率だ、コスパだ、と言いながら資本家の奴隷に甘んじて、すっかり生物的魅力のない人間になっていたんじゃないか?と。

 

目の前の霞が一気にとれた気がした。

 

「俺もこのままではいけない!」と。

 

そのロシア人に、生物として、オスとしての魅力を教えてもらえた気分だった。(結局直接は会えなかったがw)

 

ツイッターとか見てればTL上に恋愛工学やらなんやらが流れてきますが(興味があってフォローしてるから流れるw)、なんかそういう小手先じゃないんだと思うぜ、そもそも。

 

失敗を恐れすぎなんだよ、そもそも。

かっこ悪くてもいいから守りに入るな!ってことだよな。

しかし、言葉にすると陳腐なこと!ww

「そもそも」って使いすぎだしw

 

 

そして、もともとのブログ部分と、リライト部分のですます調のちぐはぐ感w

本ブログはそんな感じで進行して参りますw