男ひとりの初海外旅行〜タイ、パタヤ到着
バスは寒い
どれくらい走ったろうか、目が覚めると車窓はバンコクの都会的な景色からすっかり田舎の景色になっていた。
そこで気づいた。
「・・寒い!」
エアコンがガンガン効いてるのである。前評判通りだ。こんな事もあろうかと、6月のクソ暑い中、長袖を着て腕まくりしていた俺は、まくっていた袖を伸ばす。
「さすが俺w」
と思ったのも束の間、やっぱり寒い。
どうにかならんかと、座席の上の天井に付いていたエアコン吹き出し口をいじって明後日の方向にする事で風の直撃を止める事ができた。お陰で寒くなくなった。
しかし、となりに座っている欧米人と思しき兄ちゃんは、半袖Tシャツにハーフパンツだったのだが、寒くないのだろうか?
パタヤ市内に入る
約1時間半過ぎたくらいでパタヤに到着。現地時間は20時を回ったくらいで、完全に夜である。
じとーっ!とする蒸し暑さ。
一刻でも早くホテルでシャワーを浴びたい。
ノーヘルのバイクの多さwに異国を感じる。
グーグルマップでホテルの位置を確認して、1番近いと思われるバス停で降りたものの、ホテルまでどうやって移動しようか悩む。
私が降りる前のいくつかのバス停では、バイクタクシー(バイクで客が後ろにのっておっさんと二人乗りするタクシーw)が待ち構えていて、バス降りた人はバイクタクシーに乗っているのを車窓から見ていたので、
(俺が降りるバス停にもバイクタクシーいるんだろうなぁ)
と思っていたが、私が降りたバス停ではバイクタクシーが一台もいないwなんでやねんw
まあ、大きいスーツケースがあるので、それでバイクタクシーは元々無理そうだなぁとは思っていたけれど。
ちょっと歩いてると、ソンテウが固まって止まってる所に出くわし、そこで運ちゃんに声を掛けられる。
ちょうどいいや、と思い、ホテルの住所が書かれたスマホのページを見せるもなんかわからない様子。なんでやねんw
その運ちゃんが近くにいた仲間にスマホのページを見せると仲間の1人がオッケー的な事を言って、300バーツ(ざっくり¥900くらい)だと言う。
後で冷静に考えたらめちゃくちゃ高いw
でもこの時は疲れ切ってたし早くシャワー浴びたくてオッケーして早速ソンテウに乗り込む。
貸切だ。
パタヤ市内をソンテウで流す
夜なのに街はとても賑わっている。ロードサイドには屋台がたくさん並んでおり、食事してる人もたくさん。
ドリアンかなにかの臭い臭いが時々鼻をつく。
さすが南国だ。
おお、日本で全く人気のないFDシビックがw
大量の椅子
タイに着いてから思っていたのだが、走ってる車の日本車率がとても高い。この時点ではまだ日本で発売されてない(2018年現在は発売されてる)FC(FK)シビックや、日本じゃ売ってない三菱のパジェロスポーツとかが結構走っていた。特にパジェロスポーツなんかは東南アジアの街角にマッチしてとてもカッコよく映った。
(パジェロスポーツ)これは意外にカッコよかった
そんなこんなで、グーグルマップを見ていると、そろそろホテルの近くになる。
が、ソンテウは止まる気配がない。そして、ホテルから離れていくw
ホテルの住所、わかってなさげだな・・と思い、車内のブザーを押して止めてもらった。助手席側から300バーツ渡してセンキュー&バイバイする。
ホテルに着く
今回パタヤで取ったホテルは、ウォーキングストリートのすぐ近くにあるグランドホテル
だ。いきなりいかがわしいムード満点の路地を通ってホテルに到着。
(別の日の昼間撮ったホテル前)
ぶっきらぼうな受付の兄ちゃんに予約している旨を伝えて、パスポートを提示してデポジッド500バーツを払う。部屋は1階の部屋だ。
景観は隣の建物が迫っていていて絶望的なのと、テレビの映りがとても悪かったが、一泊¥3400ほどの部屋にしては綺麗な部屋で広さも十分。
部屋に入ったあと、シャワーを浴びて泥のように眠ってしまった。
ここまでいわゆるタイへの男一人旅に出てくるような、夜遊び情報とか全く出てきておらず、非常につまらない感じで申し訳ないw
男ひとりの初海外旅行〜タイ、スワンナプームで冷や汗
入国審査
飛行機から降りて、ワイをした職員に迎えられながら入国審査へ向かうべく空港内をしばらく歩く。外国な感じの広告や行き交う人の多様な感じにテンションが上げる。
ビジネスクラスの利用者には、入国審査のプレミアレーン用のチケットが配られるので、プレミアレーンを利用しようと思っていたのだが、まず場所がよくわからない。
チケットに記載の地図を見てもイマイチよくわからず。最初、普通の入国審査のレーンに並んでしまい、これは違うと思い、近くにいた係員にチケットを見せると1番端の違うレーンに行けと言われ、そのレーンに沿って歩いていくと仕切りを隔ててたスペースに入国審査があった。
3、4人待ちくらいで自分の番がくる。
入国審査のおばちゃんにパスポートと入国カードを渡して少しすると、怪訝な顔をしながら英語で何かを話し掛けられた。しかも、事前に想定していた質問ではない。
ここで英語ができない私はフリーズしてしまったw
焦りまくった私の顔を見てか、入国審査のおばちゃんは更に怪訝な顔をしながら英語でなんか言ってくる。
どうも入国カードに記載したホテルがどこのホテルだ?と言われてるような気がした。
確かに、記載したホテルは、パタヤの安宿なのだが、ホテルの名前だけは立派なので、そんなホテル本当にあるのか?と疑われてる・・のかも知れないw
「パタヤ、パタヤ」と連呼していると、入国カードに書けと言うので、ホテル名の所に「PATTAYA」と追記。パスポートを返されて解放される。
てかパタヤのスペル、「わかんねー!」と思ったけど、行く前にネットとかで見てたビーチの看板の写真(⬇︎みたいなやつ)を思い出してなんとか書けたw
たったこれだけでどっと汗をかいてしまった。
マジで英語を勉強しようと決意した瞬間だったw
SIMロック解除したはずなのに・・
預けていたスーツケースを受け取り、到着フロアへ出る。まずはバーツへの両替をしなくては、と思い、日本で事前に調べておいたレートが良い両替屋が集まる地下のフロアへ移動する。
この辺はググればたくさん出てくるので、スワンナプーム行く人はググってください。
なお、この時日本から持ってきているiPhoneは当然圏外でネットに繋がらない(空港内にWiFiもあるのだが、この時は何故か上手く接続できなかった)ので、ネットで調べものはできない。予め両替屋の場所等を羽田のラウンジでEvernoteに保存しておいたお陰で、それを見ながら無事たどり着く。
地下の両替屋が集まっているフロアをぐるっと回ってみて、さほどレートに差が無さそうなので、空いているところで両替。
次に、SIMロック解除したiPhoneに入れる現地のトラベラーズSIMを手に入れるべく、面倒臭いけどまた到着フロアへ。到着フロアにいくつかのSIM屋があるからだ。
しかし、どこも人がすごい。
その中で割と人が少なそうな所にいく。
店員がいくつか種類のあるSIMのうちどれにするか聞いてきたので、7日間使えるSIMをオーダーしてiPhoneを渡す。そして、iPhoneを何かに繋ぎながら手続きしようとすると・・
「SIMロック!」
と店員が首を横に振りながらiPhoneを返してきた。
そんなバカな!日本でSIMロック解除してきたのに!と思い唖然としてると、店員がもう一度試してくれた。
しかし、やはり
「アー、SIMロック」
との返事。
こちらも英語がたいして話せないので、それ以上何も話せず、
「・・センキュー」
とだけいいその場を立ち去る。
(後で知ったけど、キャリア(俺はauだった)のSIMロック解除を申請するだけじゃだめで、iPhone自体も初期化的なことをしなければダメだった)
さて、どうしたものか!
ネットで調べないと今夜泊まるホテルの住所もわからない・・!
こんな時、何か良い方法がないかググろうにもネットが使えないからググれないw
いかに自分がネットに依存してるか思い知らされる。
少し冷静に考えて、WiFiルータを借りればいいじゃんと思い、探すもどこでWiFiルータが借りれるかわからず。それっぽい所に突撃してみるという泥臭いことをするw
そうこうしてやっと借りれそうな所を発見。
少しパニクっていたので、受付のお姉ちゃんに「SIMロックのiPhoneでも使えるよね?」と言うつもりで「SIMロック、OK?」と聞いたら、お姉ちゃんが容赦なく「ハア?」って顔をしたので、大量のいい汗がかけたw ホント、「ハア?」だよww
2000バーツのデポジットと、7日分の利用料を払ってなんとかレンタル。ネットも使えるようになった。これで一安心。どっと疲れが出てベンチに座り込む。
(空港内のセブンイレブンで買った水を飲みながら一息)
まあ、冷静に考えればネットに繋がらないだけなんだけど、それしきのことでこんだけあたふたしてるって、ネットに依存して人間力低下してるわ、と実感w
パタヤにどうやって行くか?
さて、今回のタイ旅行の前半は、パタヤで過ごす予定だ。スワンナプーム国際空港があるバンコクから車で1時間半くらいの所にある。タクシーで行く予定だったが、ルーターレンタルのデポジットと言う予想以上の高額な出費があったため、安いバスへ変更する。
ネットでバス乗り場を調べる。ネットが使えることで、つい1時間前と比べて無敵感すらあるw
バス乗り場にて受付。
ネットでは、ハイエースとかに乗り換えてホテルまで送ってくれる的な事が書いてあったので、
「ホテルまで行くのか?」
と聞くと
「NO」
と言われ、4カ所程度のバス停が書かれた紙を渡される。このうちの何れかで降りるようだ。
また、2時間後以降の便じゃないと空席は無いとの事だったので、大人しく2時間後の便を予約。疲れていたので大人しくベンチに座って待つ。
・・そろそろ出発時間になるのだが、アナウンス的なものは何も無い。先程の受付をずっと見ているものの、なんの動きもない。ひょっとして、バスの乗り場は違う所で、俺は置いてかれたか?と思い、ウロウロ周辺を探索するもそれらしいものは何もない。というか、全くわからない。
そうこうしてるうちに出発時間は過ぎ、「置いていかれたかー、結局タクシーで行けばよかった!」と思いながら受付に戻ったら、受付の兄ちゃんが受付から出てきて「パタヤ〜パタヤ〜」と言い乗客を集合させだす。
出発時間過ぎてるけど、まだ出発してなかったのかよ!wと、安堵する。
日本と時間の感覚が違うというのはこういうことか、と思い知らされる。
バスに乗り込む。
(無事バスに乗れて嬉しくなり、しょうもない車窓をパシャリ)
バスがパタヤへ向かって走り出すと、安堵からすぐに眠ってしまった。
男ひとりの初海外旅行〜タイ出発日、ANA ビジネスクラス機内
機内へ乗り込む
そんなこんなで機内へと乗り込む。
今回は前側の窓側席を予約。水分を良く摂るせいかトイレがかなり近いwので、トイレに近い席を予め予約していた。これは大事。
ANAのビジネスクラスの売りであるスタッガード配置に今回初めて座る。
隣を気にせず通路に出れたり、程よい個室感であったり、脚を伸ばしておけるレッグスペースがあったりと、国内線の狭いシートしか知らない私としては涙が出るほど快適!
脚伸ばせるってだけで全然違うもんなんでございますのね〜
そして、CAさんが席に来て私の名前を呼んでもらいながら挨拶して頂いた。ビジネスクラスではここまでして貰えるのかw
程なく離陸
本やらPCやら持ち込んだものの、なんか取り出す気にならず、ちょうど機内の映画でちまたの女子達が絶賛していた「美女と野獣」をやっていたので、どんなものかと観ることに。
画面に写り込んでるけど気にしないw
そうこうしていると食事の時間。
予めオーダーしていた洋食のコース料理が運ばれてくる。
まずはアミューズ。
まあ美味しいですわ。
カトラリーをセットしてもらえると、途端に気分がアガるのは俺が下流家庭出身だからでしょうね、きっとw
初めてパンにオリーブオイルをつけながら食べるw
メインの牛フィレ肉のステーキ。ソースは「佐原産最上白味醂と醤油の香るソース」だそうだ。
なかなかのボリューム。
・・途中、「美女と野獣」で思わず涙してしたところにCAさんに「お味はいかがですか?」話し掛けられ、恥ずかしいから顔を下に向けたまま首を縦に振り続けるという不審者になるも、完食。
食後のデザートは何種類かあったうち、ピエールエルメのグラスデザートを。
昔付き合ってた彼女にピエールエルメのマカロンをねだられて買いに行ったらその値段の高さに怒りが湧いて別れようか本気で悩んだ事を思い出すw まあ、その元カノは巨乳だったので巨乳に免じて許したけど。
巨乳パワー、おそるべし。巨乳が経済を回しているのですよ。
しばらくすると、食後酒を勧められる。
食後酒って何ですか?そんな文化俺の周りに無かったぜ・・と思いながらしたり顔で「んじゃ、これで。」とか言いながらバリーズ?を貰うw
びっくりするほど甘かったw
甘党だから良いんだけれども。
そうこうしてるうちに、入国カードが配られ、ガイドブック片手に初の入国カードと格闘していたら、無事スワンナプーム国際空港に到着。
あっという間に着いた感覚だ。
ひとつはっきりした事は、ビジネスクラスなら何時間でも乗れる!w
こんな感じで気分良くタイに到着したものの、この後異国の地の洗礼を受けて冷や汗をかきまくることになります・・
男ひとりの初海外旅行〜タイへ出発日、羽田空港、ANAラウンジ
羽田空港到着
6月某日。平日。
都内の自宅から徒歩やら電車やらを乗り継ぎ、羽田空港に朝7時頃到着。
都内からだと羽田空港はまあまあ楽だ。と思う。成田に行った事ないのでなんとも言えないw
成田空港国際線ターミナルは比較的新しいから、当たり前だけど綺麗である。
空港の空気はやっぱり旅行気分を一気に盛り上げてくれる。
空港を探索してみたい気になったが、今回はビジネスクラスなので、ビジネスクラスのラウンジを時間一杯堪能したいという貧乏臭い思いが勝ってさっさとチェックインする事にw
チェックインでは、行列の一般カウンターを横目にビジネスクラス用のカウンターにスイスイ・・のつもりが、そもそも朝早い時間なので、カウンター自体そんなに混んでいない。このちっぽけな優越感を満たす事ができず、実につまらないw
保安検査、税関をするするっと抜けて、出国審査へ。初の出国審査なので緊張する。が、無言で終了。実にあっけない。逆になんかあっても嫌だけど。
その後、免税店エリアへ。初めて免税店エリアに入ったら、そこは既に日本と違う雰囲気が満載で、気分が上がってくる。あー、これから海外行くんだ!と言う実感が湧き上がる。
ビジネスラウンジへ
早歩きで免税店エリアを抜けて、エスカレーターでANAのビジネスクラスのラウンジへ。
クレジットカードのゴールドカードで入れる一般のラウンジとはやはり違う佇まいである。簡単な受付を済ませたあと、中へ。
時間も早いせいか、逆にどこに座っていいか少し迷うくらいほとんど人がいない。実に快適。
さて、このラウンジにある軽食はどんなものか?と見てみる。・・なんだか期待してた感じと少し違うなぁというのが正直な感想。いまいちどれも食指が動かない。
まあ期待し過ぎていたというのもある。
キョロキョロ辺りを見回しているとヌードルバーを発見。
行ってみると、パチンコの景品交換みたいな小窓から注文して、受渡しする感じになっていた。
今回は、しばらく食べれなくなるだろうから日本らしいものという事で、山菜うどんに。
結構なお味でした。
アルコール類は豊富にあったものの、酒に弱いので、機内でグロッキーになるのを警戒し、ひたすら野菜ジュースを飲んでいた。
すると、シェフがその場でお茶漬けを作るサービスをするとアナウンスが。
お茶漬けは鮭、明太子、あと何か(忘れたw)の3種類。
今回は鮭をいただく。
こちらも結構なお味でした。
その後は持参したPCで少し作業。
あまり覚えてないが、ラウンジ内のwifiの速度はイマイチだった気がした。
その後、時間が経つにつれ人も少し増えて来た。
それでも、空間にゆとりがあるからか、非常に快適である。
これを知ってしまうと、エコノミーには乗りたくなくなる。
そんなこんなで出発時間も迫って来たので、ゲートへ移動。
これから乗るボーイング787-9をパシャリ。
こういう飛行機の写真って、後から見返すと結構どうでもいい写真ランキング上位にくるのに、なぜ撮ってしまうのだろう?w
男ひとりの初海外旅行〜プロローグ
マイレージが溜まっていた
以前ネットで見た陸マイラーのブログに影響されて、2年ほどのんびりとマイレージを貯める日々を送っていたところ、マイレージが海外に行けるだけ貯まっていた。
少し思案する。
海外に行こうか、少し悩む。
実は、生まれて30うん年、日本から出た事がない。
国内旅行は良くしていたものの、海外は
・色々大変そう
・治安悪い
・飯まずそう
・金が掛かる(←これが一番デカい(笑))
というイメージがあって、あまり興味が無かった。
でも、当時前述のロシア人に感化wされていた私は、敢えてやったことないことをやろう!ということで、海外行きに決定。しかも一人で。
なお、私は英語はほとんどできない。TOEICはsukoa 300の男だ。
(よくそれでTOEIC受けたな、というw)
正直海外一人旅の心細さは爪楊枝クラスだ。
だからこそ、挑戦のしがいがあるってもんよ!と、一人気勢を上げる。
初の海外旅行、どこいく?
さて、どこに行こうかと悩んだと時に、まず思い浮かんだのはイギリス。
10代の頃、音楽、特に初期パンクから多大な影響を受けた私は、いつかイギリスに行って本場の音楽を浴びてみたいと思っていた。
いよいよその時か!と思って色々調べると、イギリスへは飛行機に乗る時間が長い。
これはキツい。
国内の飛行機1時間半でも脚がムズムズする私にはちと辛い。
というわけで、今回は却下。
次の候補は、タイ。
以前タイに関わる仕事をしており、色々話を聞いていて興味があった。
(その時は結局行けなかったが)
飛行時間もなんとかなりそうだ。物価も安いし。
と言う訳で、今回はタイに行くことに決定。
仕事の予定はこの時点では分からなかったけど、予定は先に入れたもの勝ちだ!と言うことで、約半年先の平日に出発する6泊7日で行く事にして、ANAの特典航空券を検索。
どうせなら、ビジネスクラスに乗ってみたい!と思い探してみると、平日ならビジネスクラスの特典航空券もなんとか空いていたので。無事getする(ウェーイ)。
初海外旅行、一人旅の始まりだ。
(タイ・パタヤのビーチ沿いの一角)
あるロシア人の言葉
友人の話。
ある日、仕事からの帰り道に一人の男から声を掛けられた、という。
(ちなみに友人は男である。ナンパではないw)
聞くと、その男は20代のロシア人で、日本に仕事で来ているという。迷ったので道を教えて欲しいとのことだった。友人は簡単な案内をしたのだが、そのロシア人は目的の所まで一緒に話ながら歩きたいとのことだった。友人は仕事終わりだったし、まあいいか、とそのロシア人に付き合う事にした。
数十分後、友人とロシア人は打ち解けあって、今度食事に行く事になった。
そして後日。
ロシア人と食事をしたその友人から、たくさんの面白い話を聞くことができた。
まず、そのロシア人はとても勉強している、ということ。
私の友人以上に日本の文化(俳句とか)に精通している。
そして、身体を鍛えており(これはイメージ通りw)、自信が漲っている、という事。
店員のお姉ちゃんを笑わせるべく、日本語そんなに上手くないのにコミュニケーションを取ろうとする積極性。(そして、その店員のお姉ちゃんには結構ウケていたという)
そのロシア人、スマホ、携帯等は持っていない。だから、会った時に次の約束の待ち合わ場所等を決める。
そして、極め付けは、
「一度通った道、店にはなるべく行かない」
だった。
人生は限りある。だから、どんどん新しい体験をして経験を積みたい、との思いだからそうだ。そして、実際、食事後、来た道とは反対側に向かって歩いて帰っていったという。
その言葉を聞いて俺は強い衝撃を受けた。
いつのまにか失敗を恐れ、変化を恐れ、同じことの繰り返しで安心している俺はなんて小さいんだ!と。
効率だ、コスパだ、と言いながら資本家の奴隷に甘んじて、すっかり生物的魅力のない人間になっていたんじゃないか?と。
目の前の霞が一気にとれた気がした。
「俺もこのままではいけない!」と。
そのロシア人に、生物として、オスとしての魅力を教えてもらえた気分だった。(結局直接は会えなかったがw)
ツイッターとか見てればTL上に恋愛工学やらなんやらが流れてきますが(興味があってフォローしてるから流れるw)、なんかそういう小手先じゃないんだと思うぜ、そもそも。
失敗を恐れすぎなんだよ、そもそも。
かっこ悪くてもいいから守りに入るな!ってことだよな。
しかし、言葉にすると陳腐なこと!ww
「そもそも」って使いすぎだしw
そして、もともとのブログ部分と、リライト部分のですます調のちぐはぐ感w
本ブログはそんな感じで進行して参りますw